傘が一人黄色いユウタは
群衆の中で浮いているような気分になった。
しかしよくよく見ているとそんな人ばかりだった。
・・・・・・・あれは雑念だっただけか。
大雨のように頭に湧いてきたが・・・・・・・
それに今は心の中でそっと
小説。
約300字。
8ページ。
傘が一人黄色いユウタは
群衆の中で浮いているような気分になった。
しかしよくよく見ているとそんな人ばかりだった。
・・・・・・・あれは雑念だっただけか。
大雨のように頭に湧いてきたが・・・・・・・
それに今は心の中でそっと
小説。
約300字。
8ページ。
鉄なべに昨晩買った5切れのインスタントラーメンの残り二つともやし、
そして納豆を入れて
ベランダで30分冷ましたあと
小説。
約200字。
6ページ。
あれこれぼーっと考えているのは
楽ではあるのだが・・・・・。
なかなかに人はそうしがちである・・・・。
シンプルに考えること、
外に意識を向けること
とっても難しい。
降ってくる雨にも気づかず・・・・・・・
ユキタはびしょ濡れになって
コンビニに辿りついた。
小説。
約300字。
9ページ。
そこは近くの大きな橋の真上に光り輝く
星によって時空が歪みかけていたのだが
・・・・シーソーゲームのように傾きがはっきりしかけている。
ぼんやりしたグレーゾーンは
まぁ・・・・・・・・それでもやってはいけるが
息苦しい。
小説。
約200字。
7ページ。
晴れた夏の終わりの
ホテル横の庭を見ていた。
澄んだ空と川沿いが見える・・・・・・・・
そう言えば・・・・・・・・・
あの辺りでこの街では16年ぶりの夏祭りがあったが・・・・・・
花火も開催された。
小説。
約300字。
9ページ。
晴れ、曇り、雨・・・・・・・・・
この不確かで移り変わりの多い世界を生きる以上、
全ては巡っていく・・・・・・・。
暗い苦しい波もあれば・・・・・・
必ず巡るので、また明るいところに来る時もある。
一つのところに留まるということはないのだから
小説。
約200字。
7ページ。
ちなみに・・・・・・・・
コンビニまでの道のりには
妙に不気味なさびれたゲームセンターの跡がある。
小説。
約200字。
6ページ。
いつも通る道というものは誰もあるだろう。
何か考え事をしていたり、
あるいは気分が良かったり何かに悩んでいたり
道の途中の景色を楽しんだり
人それぞれの中で、
通りすぎる景色ばかり。
しかし足を止めてみたら・・・・・・
・・・・こんなところにそう言えばカフェがあったなぁ
小説。
約300字。
7ページ。
噂話によると下に工場があるらしい。
煙はやけに澄んだ秋空に消えていった。
近くの丘の上で
バッグを持った旅行客の集団が
小説。
約200字。
6ページ。
癒しの滝に打たれようと
三本毛が生えた作務衣を着た坊さんが
古よりの言い伝えの滝に打たれようと
はるばる山の奥へやってきた。
・・・・・・・・・しかし打たれすぎても
小説。
約300字。
10ページ。