窓の外を見上げる。午前10時を回っている。
ほとんどが曇り空だが晴れ間が見える。
目線を・・・・・2ミリずらしてみる。
晴れかどうか。天候は????
小説。
約200字。
8ページ。
窓の外を見上げる。午前10時を回っている。
ほとんどが曇り空だが晴れ間が見える。
目線を・・・・・2ミリずらしてみる。
晴れかどうか。天候は????
小説。
約200字。
8ページ。
河川敷をまっすぐ歩いて山の方へ行くと、
左側に小さな木の小屋がある。
にこやかに皆が会話し、
木のカウンターから店主と
アルバイトの一人の●●●が運んでくれる
ホットコーヒーは格別だ。
地元の住民を中心に、気楽に会話できる場所として
居場所として長い間そこにあるが、
小説。
約300字。
9ページ。
ボードゲームも・・・・・・。
名ゲーム師の高木は
ビタッ・・・・・・・・・・と
草木の中で露(つゆ)を食べる鈴虫にくっついていく戦術を取っている。
思考が安定した土台の上に
乗るのである。
小説。
約200字。
6ページ。
肩に鞄をぶら下げ
ノートに鉛筆で対処を書き綴る細やかさを持っている人物も世の中にはいるだろうが・・・・
その変わり
思惑にふけるのは得意である。
15年間。
なんとなくそれとなく思惑にふけっていると
山の中腹の石像に変わり果ててしまった。
しかしそれもまた
小説。
約200字。
7ページ。
信号機が頻繁に変わる繁華街の一角。
夜は当然ほぼ寝ることがない街。
高速深夜バスが停車し、白く光る朝日の下乗客たちが下りてきた。
サダオは、少し前にテレビのホラー番組で
混み合う夜の踏切の幽霊の話を見た。
小説。
約200字。
7ページ。
その施設は
透明水色ガラスが
弧の字を描いて屋根についている。
飛行場に似た空間である。
人々は肩の荷を下ろすために
どういうわけか遠くからそこへ来るのだが
小説。
約200字。
9ページ。
店主は店の窓の外をそっと見た。
「新しい自分なりのやり方を・・・・・」
自分なりに努力も重ねてきた店主。
換気扇の音は地味に響く。
小説。
約400字。
9ページ。
別の角度からとんでもない
真っ黒な列車が衝突してきた
そんな時代になった。
人々は大慌てし・・・・・・・・・・
平穏と大変さがごっちゃになり
小説。
約200字。
9ページ。
そそり立つ岩の高い崖の少し手前に
ピンク色の長い物干しざおが一つ。
エプロンを付けた老婆が一人、
街中からはるばるここへやってきて
何もなかったように
小説。
約200字。
5ページ。
そっと緩い坂を上がり
やめればいいだけのことではあるが・・・・・・
負けず嫌いのユウジは
小説。
約200字。
6ページ。